光学メーカーとして思いついたのがキヤノン、ニコン、HOYAだったので、この3社についてLILITHを使ってみました。

結論から言うと、キヤノンの規模が大きすぎて比較になりませんでした。会社の規模でいうと、(ニコン+HOYA)×2よりも大きいです。LILITHに描画させたらこんな風になってしまいました。

キヤノン_ニコン_HOYA_2009

とりあえず3社のB/S、P/L、C/Fを並べます。

キヤノン

実質無借金経営。自己資本率が高い。営業C/Fの範囲内で投資を実施。優等生です。

キヤノン_2009
5期間_キヤノン_2005_2009

ニコン

有利子負債の減少。自己資本率の上昇。いい傾向にあると思います。私としては、有利子負債の圧縮に努めていただければありがたいなーと思います。

ニコン_2009
5期間_ニコン_2005_2009

HOYA

ペンタックスを買収するまでは素晴らしいB/Sでした。ペンタックス買収の資金を有利子負債により調達したことで、一転してアレレといった内容に。ペンタックスの買収は正解だったのか、これから実証されるのでしょう。有報の「事業の状況」を見てもそんな感じですね。

HOYA_2009
5期間_HOYA_2005_2009

この3社で買いたいと思わせるのは1位キヤノン、2位ニコン、3位HOYAですね。うーん、やはりペンタックスの買収は正解だったのかが気になるところですね。