絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵
著者:白仁成昭
販売元:風濤社
(1980-08)
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生きているときに悪いことをすると閻魔様の前に連れて行かれ、生前のことを正直に話さなければ舌を抜かれる。また地獄にもいろいろあり、そこでずっと苦しまなければならない、といったことを教えられたのを思い出しました。

地獄にもいろいろありますが、どういう行いをすると何々地獄というのはこの本で初めて知りました。また賽の河原の石積みも子供が親より早く死ぬと行かされる場所だとも知りました。

「死ぬことはこわいことだ」ということで作られた絵本とのことですが、最初は「悪いことをすると地獄に行くよ」じゃないの?と思いましたが、読んでいくと生きとし生けるもの全ての命を大事にしないといけないということが分かり、納得。

小学校低学年までに何度も読み聞かせるといいと思う。

この絵本を読んだ小学生の感想に「じぶんのゆびでてんごくじごくおおじごくとかぞえたらじごくなのでこわくなりました。」とあり、懐かしくてやってみたのですが、おおじごくでした。

あと犯した罪から言ったら、私はほぼ地獄のフルコースです。