目次
 Part 1 
 第1章 個人投資家の税務戦略10カ条
 第2章 15分で分かる日本の税制
 第3章 金貸しになるかオーナーになるか
 Part 2
 第4章 投資商品の仕組みと歴史
 第5章 投資商品の一般原則
 第6章 投資コストの考え方
 Part 3
 第7章 「最後の迷路」金利商品の税制
 第8章 2016年税制改正とその影響
 第9章 2016年からの投資戦略

医療でも税金でもそうですが、個人にとって有利な制度(自立支援医療制度や医療費控除制度など)は、自ら申告しないとその恩恵は受けられません。それは投資にかかる税金についても同じで、私の場合、この本を読むまで特定口座(源泉徴収あり)の申告不要制度を使った場合、合計所得金額が増えないということを知りませんでした。

他にも個人投資家の税務戦略10カ条が紹介されており、税制改正の対策も紹介されています。投資にかかる税金についてよくわからなかったり、関心がなかった方にとって、一読の価値はあります。

あと本書はKindle版と単行本の2種類ありますが、Kindle版はPart1からPart3までが収録されてますが、単行本の方はPart2がないそうです(本書の読み方と内容より)。ですのでPart2があって、価格も安いKindle版を購入した方がよいと思います。